ナノピコ教室

購入。続編も一緒に。二冊で2,900円。有澤教授の編著。

有澤教授はコンピュータの権威ですけど、自分としてはそのイメージよりもパズルがとても好きな人のイメージが強い。まあ取った科目がパズルの話をずっとしているような科目だったからだろうか。

毎回授業にパズル(木材とか金属でできている)をもってきていろいろと話をしていた。実際にパズルの変形を接写カメラで写したり、類似したパズルの写真を同じく接写カメラで写したりしていた。最後の講義だけはいつものパズルではなくて、OHPで作られているだまし絵を見せてくれた。砂嵐のような画像を二枚重ねると星になる。そして一枚を90度ずらして再度重ねるとほうきに乗った魔女(だっけ?)が現れる、というもの。電波をうまく受信できていない時のテレビみたいな点の集まりに輪郭が現れたときは驚いた。

個人的には有澤教授の講義よりも教授所有のパズルコレクションを毎回見に行っていたような授業だったなあ。

どうやらもうその授業は有澤先生の担当分はなくなったみたいだ。古川教授(氏の講義は受講した事がない)のものだけだった。

他にはEvalさんと佐野君がアルゴリズムか何かの講義を取っていて、一度だけ見に行った記憶があるくらいか。そのときはプログラミング言語の今昔について話をしていた。オライリーのポスターみたいな話。

http://www.oreilly.com/news/graphics/prog_lang_poster.pdf

バージョンナンバーとかまで入っていてかなり気合が入っているなあ。