クツワのワンプッシュ鉛筆ホルダー

を購入。なぜ冬場になると鉛筆を使いたくなるんだろうか。冬に金属製のボールペンを使いたくない(持ったときに寒いから)というのはわかるけれど、自分が普段使っている筆記具はシャープペンとか3色ボールペンでゴムやプラスチックなやつなので、自分でもどうしてなのか、理由が良くわからない。しかもこの鉛筆ホルダーは持つところが金属製だ。

380円+税という、かなり強気な値段設定。持ったときに感じるのは、普通の補助軸と比べて少し重い点。重すぎるというほどではなくて、普通の補助軸よりもやや重い位。たぶん、Dr.Gripとかのシャープペンやボールペンと同じ位の重さだと思う。

値段が高いだけのことはあって、鉛筆を固定する機能はなかなか良い。いわゆる芯ホルダーという筆記具と同じメカニズムだと思う。鉛筆をつかむチャック(爪)が芯ホルダーとは違って6つある*1ので、普通の六角形の鉛筆と相性がいいと思う。

使い始めはチャックの部分の潤滑油のようなものが指についたりして汚れたが、3日位経った今日からは指も汚れなくなった。軸に印刷されていたPencil Holderという文字は使っているうちにかすれていくので、とってしまった。

使える鉛筆の種類は、三菱系(hi-uni、uni、uni star、9000、9800)、トンボ系(mono 100、mono、mono R、mono j、8900)は使用できる。丸い軸の鉛筆も使える。三角形の鉛筆(大昔の三菱鉛筆の書き方用鉛筆)は中に入れようとしたら、三角形の角の部分の塗装がはがれてきたので入れられなかった。鉛筆ではないが、サクラクレパスのクーピーも装着できた。海外製の鉛筆は持っていないのでわからないが、日本製の一般的な鉛筆(六角形や丸い軸のもの)は問題なく使用できると思う。

装着できる鉛筆の長さは、製品の説明には85mmから15mmくらいとなっているが、がんばればもう少し短い鉛筆も使えるんじゃないかな。

たぶん子供用なのだろうけれど、普通の補助軸とは違って、爪のところに指をはさんだりする危険性があるので、小さい子供向けではないと思った。小学2年生くらいならば、使えるかもしれない。どちらかというと、大人向けの製品のような気がする。

通常の鉛筆補助軸と比べると高いが、鉛筆が使える芯ホルダーだと思うと安い部類になると思う。機構は頑丈なので値段の割高感はそれほどない。定価で300円を切るとうれしいかな、と思った。

などと比べれば、見た目も悪くなく(あまり良いという感じでもないけれど)、良心的な値段だと思う。

*1:自分のところにある三菱製の芯ホルダーは3つだった